歯と歯を取り巻く周囲の構造|東京駅八重洲の東京ステーション歯科クリニック

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歯の構造

歯構造001.jpg歯は歯冠(しかん)と歯根(しこん)とで成り立っています。
歯冠の表面は体の中で一番硬い組織のエナメル質で覆われています。 
歯根の表面は骨と同じ位の硬さのセメント質という組織で覆われています。
歯根を覆うセメント質はエナメル質よりも酸に弱い組織です。
そのため歯根部(セメント質)は虫歯になりやすいのです。

一般的に肉眼で見ることが出来るのは、お口の中に出ている歯冠の部分だけです。
歯根は歯肉に覆われている骨の中にあります。
歯冠と歯根の境界はややくびれています。
ここは歯頸部(しけいぶ)と呼ばれます。
歯肉はこの歯頸部に付着しており、歯を支えている骨を覆っています。
覆うことで、骨を保護する皮膚の様な役割を持っています。

永久歯

天然歯解剖3.pdf



人の歯は生涯で二度の生え替わりが起こります。最初にお口に生え揃うものを乳歯といいます。
一般的に乳歯は上下左右合わせて20本で乳幼児期にのみ、その機能を果たします。
乳歯は、その後に生えてくる永久歯に比べて白く小さいです。
永久歯との違いは見た目だけでなく、歯質も脆弱なのです。
生え替わりは6歳位から12歳位までの間に完了しますが、それぞれに個人差があります。

一般的な歯(永久歯)の本数は28本です。
永久歯は上下ともに正中(真ん中)から左右に、中切歯、側切歯、犬歯、第一小臼歯、
第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯、図では省略している第三大臼歯(親知らず)からなっています。
親知らずという呼び名でおなじみの第三大臼歯は生える時期が一番遅く17〜20歳頃に生えることが多いのですが、先天的に欠如することも多いので必ず誰もが生えるというわけではありません。 

永久歯では第一大臼歯が最も早く生えます。そのため、6歳臼歯と呼ばれることもあります。
一般的には大臼歯全体が奥歯と呼ばれており、それらはそれぞれ歯根が2本から3本あります。
しかし、大臼歯以外の殆どの歯は歯根を1本しか持ちません。

歯は常に前方へ傾こうとする傾向があります。そのため、歯列の中で1本の歯がなくなると
その後ろの歯は、歯のなくなった空間に倒れ込んでいきます。
これこそ、1本の歯を失ったことが他の歯に及ぼす悪影響のはじまりなのです。